乳幼児との飛行機旅で気を付けるポイントは?座席の選び方や持ち物リストを旅行前にチェック | Yohana

乳幼児との飛行機旅で気を付けるポイントは?座席の選び方や持ち物リストを旅行前にチェック

赤ちゃん連れで行く初めての飛行機旅は、家族みんなが不安と期待でドキドキするものでしょう。しっかり準備をして旅行に備えれば、渡航先で安心して観光を楽しめます。本記事では、そもそも赤ちゃんはいつから飛行機に乗れるのか、料金はいくらかかるのかという基本的な情報から、座席の使い方や選び方、安心して乗るためのポイント、機内に持ち込みたいアイテムリストまで、乳幼児連れの旅行に役立つ情報を紹介します。

飛行機に乗る母親と子ども

乳幼児は何歳から飛行機に乗れる?

乳幼児は、ほとんどの航空会社で国内線・国外線ともに生後8日から搭乗できます。日本の大手航空会社の例をみると、新生児(生後8日)から2歳までは次の3通りから座席の使い方を選んで搭乗する仕組みです。

(1)大人の同伴者と同じ席(ひざの上)に座る

(2)座席を確保して一人で座る

(3)座席を確保してチャイルドシートに座る

航空会社によっては、子どもが同伴者と同じ席に座ることで、国内線の航空券が不要になるケースもあります。

乳幼児と乗るときの座席の選び方

乳幼児と飛行機に乗る際は、座席選びも重要です。重視するポイントに合わせて、座席の位置を選びましょう。


前方の座席は乗り降りがしやすく、後方は急いでいる人が少ないうえ比較的空いているのが特徴です。通路側の座席は気兼ねなく離席できて、窓側であれば授乳しやすいというメリットがあります。


また、おむつ交換台や客室乗務員の待機場所に近い座席ならば、フライト中もスムーズにおむつ交換やミルクの準備ができるでしょう。簡易ベビーベッド(バシネット)が借りられる場合は、そちらもぜひ検討してみてください(要事前予約・条件あり)。

笑顔の赤ちゃん

乳幼児と飛行機に乗るときのポイント

航空会社によっては、赤ちゃん連れのお客さま向けにさまざまなサポートを提供しています。乳幼児と飛行機に乗る際には、事前に調べてうまく活用することでフライトの負担を減らせるでしょう。


たとえば、次のようなものがあります。


・機内におむつ交換台付きの化粧室などを備えている

・紙おむつなどの赤ちゃん用品が用意されている

・機内でベビーミールを注文できる


そのほか、優先的に機内に案内してもらえるサービスや、搭乗前に利用できる電動カート・ベビーカーの貸し出しなど、空港でのサービスも活用しましょう。


また、粉ミルクなどの用意があれば、客室乗務員がミルク作りを手伝ってくれるサービスもあります。困ったときに頼れる内容をあらかじめ航空会社のホームページで調べておくと安心です。


▼参考サイトはこちら

JAL『赤ちゃん連れのお客さま』

ANA『小さなお子様連れのお客様 (国内線)』


乳幼児と飛行機に乗るときのポイント

次に、乳幼児と飛行機に乗るときに気をつけたいポイントを紹介します。

保護者は状況をよく見て赤ちゃんを抱っこしたり座らせ方を正したりしなくてはなりません。

たとえば、シートベルトの着用サインが点灯しているときには必ず赤ちゃんをしっかり抱きます。機内で抱っこするとき、航空会社によって、シートベルトの上から抱っこひもを使えるケースと推奨されていないケースがあるため、事前に調べておきましょう。

赤ちゃんの頭や足が座席からはみ出て、通路を歩く他のお客さんに当たってけがをしないようにすること、また、ひじ掛けや座席のテーブルなどに赤ちゃんが指を挟んでしまうこともあるので注意しましょう。

乳幼児と飛行機に乗るときの持ち物リスト

機内で快適に赤ちゃんと過ごすためには、どのようなものを持ち込むとよいでしょうか。忘れず持っていきたい必需品は次のとおりです。


□ 授乳グッズ(授乳ケープ、粉ミルク、哺乳瓶など)

□ おむつ替えセット(おむつ、おしりふきなど)

□ 着替え(衣類を汚したときのため)

□ ビニール袋

□ アルコールフリーのウェットティッシュ

□ よだれかけ

□ おしゃぶり(必要な場合)

□ 毛布、はおり

□ 抱っこひも(使用可能な場合)


必需品に加え、おもちゃや月齢に応じておやつを用意すると、飽きずに飛行機で過ごせます。少しグズグズし始めたタイミングでお気に入りのおやつや、おもちゃで気を引きましょう。

コンパクトサイズの飛びだす絵本や、しかけ付きのおもちゃもおすすめです。ただし、座席の下に落とすかもしれないので細かい部品があるものや、音が出るタイプは避けましょう。搭乗機によっては、個人用のモニターでアニメや幼児番組が観られることもあるため、予約時に確認しておくといいですね。


おやつについては、普段食べ慣れている赤ちゃん用のおせんべいなどを選ぶと安心です。そのほか、「このアイテムがあればすぐに寝てくれる」など、子どもにとっての特別なアイテムがあれば、忘れずに手荷物に入れましょう。赤ちゃん連れの旅行の持ち物リストと照らし合わせて準備をしてみてください。


関連記事:赤ちゃん連れ旅行の持ち物チェックリスト!成長段階別&行き先別に解説


どれだけ準備しても想定外の出来事が起こることはあります。そんなときは保護者だけで抱え込まず、客室乗務員に相談してみてください。

赤ちゃんとの飛行機旅にむけてYohanaができること

これまでYohanaメンバーから依頼されたTo-doにはさまざまなバリエーションがあります。Yohanaがどのようにあなたをサポートできるのか。こちらでは実際に赤ちゃんや幼児連れでの飛行機旅についてYohanaのスペシャリストがご提案できる内容をご紹介します。

 

・航空会社が選べる場合のリサーチや予約、キッズスペースの情報収集

目的地に向かう航空会社が複数ある場合、到着希望時刻に合わせて便の提案、空席状況の確認を行います。

また使用する空港のキッズスペースなどの情報もリサーチ可能です。


・乳幼児が機内でご機嫌に過ごすためのアイデアやグッズ提案

機内に持ち込みたいグッズのリスト作成など、事前準備をおまとめします。また、長時間のフライトでも安心できる便利グッズとして、ベッドのように使えるクッションや興味をそそるおもちゃ、動画やアプリゲームなどもご提案。ECサイトから購入する際のお手伝いもいたします。


・スーツケースの手配や荷物配送サービスの予約

初めての子連れ旅は、荷物が多くなりがちです。大きなスーツケースの購入やレンタル利用について、値段や注文方法をお調べします。レンタルはご要望のサイズが予約できるかも確認。また、自宅から宿泊場所までの荷物配送サービスの比較検討などもお任せください。