幼少期から始められる習い事は、多種多彩。その目的も、同世代の子どもとの触れ合い、早期教育や体力づくり、気分転換のためなど、さまざまです。 一方で、子どもに習い事をさせてあげたいけれど、たくさんのスクールや教室から適性に合ったものを探すのは大変……という方も多いでしょう。そんなときは、人気の習い事を参考にして、お子様ご自身が楽しめるものを選ばれてはいかがでしょうか。 この記事では、幼児期の習い事人気ランキングTOP10やそれぞれの習い事のメリット、選び方のポイントなどを詳しく解説します。お子様の個性や興味に合わせた習い事選びにお役立てください。
幼児期の習い事は、どんなものが人気なのでしょうか?ベネッセ教育総合研究所が実施した「第6回 幼児の生活アンケート」(2022年)によると、1歳6か月~6歳の子どもの間で人気の習い事ランキングTOP10は以下のとおりです。
第1位:スイミング
第2位:通信教育
第3位:体操教室
第4位:英語教室
第5位:音楽教室
第6位:サッカー教室
第7位:公文式
第8位:ダンス教室
第9位:絵画造形教室
第10位:幼児教室
これらの習い事は、子どもの成長や発達にさまざまな効果があると考えられています。それぞれの特徴や効果について、詳しく見ていきましょう。
第1位:スイミング
スイミングスクールは全国展開している施設が多く、0歳からのベビースイミングなどプログラムの充実が人気の理由の一つでしょう。水遊び感覚で通ううちに水に慣れ、顔がつけられるようになり、ビート板を持ってバタ足ができるように……と、上達がわかりやすいのも大きなメリットです。また、水泳は全身を使った有酸素運動なので、運動能力や基礎体力、バランス感覚の向上なども期待できると言われています。
第2位:通信教育
通信教育をはじめとした幼児教育は、好奇心が旺盛で脳の発達が著しい時期にこそ始めるのがいいとされています。生きる力の基礎となる豊かな感性や意欲、人間関係や思考力・表現力を育むことがねらいです。
最大のメリットは、小さなうちから学習習慣がつき、学ぶ楽しさを実感できること。小学校ではもちろん、生涯にわたる生きる力を培うことが期待できます。
第3位:体操教室
体操教室では、跳び箱、マット、鉄棒、トランポリンを中心とした運動遊びで、運動技能を身につけられます。発育・発達に応じた動きや運動を通して、体を動かす楽しさを体感し、神経系の発達を促して運動能力を向上させるのが目的です。
第4位:英語教室
英語教室は、グローバル社会に対応する語学力の基礎を育成し、早い時期からの外国語環境による自然な語学習得を目指します。
第5位:音楽教室
音楽教室では、感性や表現力、集中力の向上が期待でき、ピアノやバイオリンなどさまざまな楽器演奏の習得機会があります。
第6位:サッカー教室
サッカー教室は、チームワークや協調性を育むとともに、全身を使った運動による体力向上に効果的だと考えられています。
第7位:公文式
公文式は、個別学習による基礎学力の向上と自学自習の習慣づけができます。
第8位:ダンス教室
ダンス教室では、リズム感や表現力の向上、体の柔軟性や協調性の発達が期待できます。
第9位:絵画造形教室
絵画造形教室は、創造性や想像力を育むとともに、細かな手先の動きによる器用さの向上にも役立つでしょう。
第10位:幼児教室
幼児教室は、2位の通信教育と同様に総合的な知育プログラムを提供します。集団生活を体験できるため、社会性や協調性の発達にもつながります。
どの習い事も、それぞれ特徴的な効果があり、子どもの興味や適性に合わせて選択することが重要です。親子で体験教室に参加するなどして、お子様に合った習い事を見つけていきましょう。
今回ご紹介した人気ランキングTOP10以外にも、子どもの個性や興味に合わせて選べる魅力的な習い事はたくさんあります。以下に、ユニークな習い事をいくつかご紹介します。
・和太鼓
日本の伝統楽器である和太鼓は、リズム感を養うだけでなく、周りと息を合わせる協調性も身につくと人気が高まっています。
・ボルダリング
全身の筋力とバランス感覚を鍛えるボルダリングは、壁を登る動作を通じて腕だけでなく全身の筋力を使う運動です。また、ルートを考えながら登るため、問題解決能力が養われ、集中力も自然と身につくでしょう。
・プログラミング
2020年度から小学校で必修化されたプログラミング。ゲーム感覚で楽しみながら、論理的思考力やデジタルリテラシーを身につけられます。
・ミュージカル
歌、ダンス、演技を同時に学べるミュージカルは、総合的な表現力を育みます。人前で堂々と振る舞う自信にもつながります。
・チアダンス
チアダンスは、リズム感や柔軟性を養うだけでなく、チームワークや応援する心も育みます。
・茶道
日本の伝統文化である茶道は、礼儀作法や所作を学べます。また、お茶を点てる際の集中力も養えます。
・将棋
将棋は、先を読む力や論理的思考力を育てます。対戦を通じて、相手の立場に立って考える力も身につきます。
・料理教室
料理は生きていくうえでも重要なスキルです。材料の計量や手順の理解を通じて、数学的感覚や段取り力も養えます。
これらの習い事は、継続して取り組むことで、子どもの個性や才能を引き出す可能性を秘めています。お子様の興味や適性に合わせて、新しい挑戦の機会をつくってみてはいかがでしょうか。
幼児期の習い事を選ぶ際は、以下のポイントを考慮することが大切です。
ポイント1:子どもの興味や適性、年齢を重視する
習い事を選ぶ際は、子どもの興味や好奇心を大切にすることで、長続きする可能性が高まります。また、幼児の発達段階に適した習い事を選びましょう。例えば、3歳頃からは集団行動が可能になるため、スイミングや体操教室などの集団レッスンが適しています。
ポイント2:家庭の生活リズムと調和させる
習い事の時間や頻度が家族の生活リズムを乱さないよう配慮しましょう。無理のないスケジュールを組むことが大切です。
ポイント3:費用と継続性を考慮する
月謝や教材費などの費用を考慮し、長期的に続けられるかどうかを検討しましょう。体験レッスンを利用して、実際の雰囲気を確認することをおすすめします。幼児の場合は、保護者の送迎が必要になるケースが多いため、通いやすさも確認しましょう。
ポイント4:教育方針や指導者の質を確認する
教育方針や指導者の質は子どもの成長に大きく影響します。体験レッスンや説明会に参加して、直接確認することが重要です。
これらのポイントを参考に、お子様に合った習い事を選ぶことで、楽しく継続的に取り組めるでしょう。
幼児期の習い事の開始時期については、子どもの発達段階や個性によって異なりますが、一般的には以下のような目安があります。
0~2歳の習い事
この時期は、親子で一緒に楽しめる習い事が適しています。例えば、ベビースイミングや親子体操、リトミックなどがおすすめです。これらの活動を通じて、親子のスキンシップを深めながら、子どもの感覚や運動能力の発達を促すことができます。
2~3歳の習い事
言語能力や社会性が発達し始めるこの時期は、簡単な集団活動に参加できるようになります。英語教室や音楽教室、幼児教室などが人気です。ただし、まだ集中力が短いため、短時間で楽しめるプログラムを選ぶことが大切です。
4~6歳の習い事
この年齢になると、より本格的な習い事を始めることができます。子どもの興味や適性に合わせて、スイミング、体操、サッカー、ピアノなど、選択肢が広がってくるのも特徴でしょう。集中力も増し、基本的なルールや技術を学ぶことができるようになります。
どの年齢においても重要なポイントは、子どもの発達段階や興味を考慮し、無理のない範囲で始めることです。早すぎず、遅すぎず、子どもの成長に合わせて適切なタイミングで始めることが、習い事を長続きさせる秘訣だと言えるでしょう。
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習い事を経験させたことで、子どもが自信を深め、集中力がついたと感じている保護者はたくさんいます。幼児期の習い事は、続けることよりも、子どもが主体的に楽しめることが大切。さあ、親子で楽しく始めてみましょう!
[参考]
ベネッセ教育総合研究所『第6回 幼児の生活アンケート レポート[2022年]』( 2022年3月)
https://benesse.jp/berd/jisedai/research/detail_5851.html
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