共働き夫婦の「食事の支度」を楽にするアイデア10選！知っておきたい、時短のコツとは？

「かんたん宅食ガイド ラクタさん」が既婚・就業者の男女1,293人を対象に実施したアンケート調査によると、日頃の食事を自身で支度している人のうち、約6割が料理に対する苦手意識を持っていることが明らかになっています。

料理に対する苦手意識を持つ人が、食事の支度で特に苦手だと感じている工程のランキングは以下のとおりです。

1位：「メニューを考える」

2位：「食材の下準備」

3位：「味付け」

また、食事の支度において最もストレスに感じる工程のランキングは以下のようになりました。

1位：「毎日の献立を考えること」

2位：「料理後の片付け」

3位：「予算内での食費のやりくり」

多くの人にとって、日々の食事の準備に苦手と感じる工程があるようです。

また、同調査では、料理が苦手な人は特に「毎日の献立を考えること」にストレスを感じやすい一方で、料理が得意な人は「料理後の片付け」を負担に感じる傾向も見られます。

▼参考資料はこちら

PR TIMES『ナイル株式会社 【料理に関する意識調査】約6割が苦手意識あり、最もストレスに感じるのは「毎日の献立を考えること」（かんたん宅食ガイド ラクタさん調べ）』

では、食事の支度をより楽にするための方法はあるのでしょうか？

ここでは、すぐに取り組める工夫やアイデアを10個ご紹介します。食事の準備や片付けをスムーズにできれば、家族で食卓を囲む時間がより充実したものになるでしょう。

●簡単に作れるメニューを用意しておく

仕事などの影響で時間がない日や、疲れていて買い物に行けない日でも、すぐに作れる汎用性の高いメニューを事前に用意しておくと便利です。

丼物やパスタといった一品料理や、冷蔵庫の中の余りもので作れる炒め物などの定番メニューがあれば、献立選びに悩む時間や準備にかける時間を減らせます。困ったとき用のメニューを決めたら、必要な材料を常にストックしておくのがおすすめです。

●献立を決めて買い物をする

食事の準備を効率よく進めるには、あらかじめ献立を決めて食材をまとめて買うことがカギとなります。1週間単位でメニューを考え、まとめ買いするのがおすすめです。献立を考え、レシピを確認し、食材を用意するという一連の作業を一度にまとめると、毎日の支度時間を大幅に短縮できます。

また、買い物の頻度が減らせるだけでなく、売り場を効率よく回れるため、買い物自体の時間も短縮可能です。1週間を見通して献立を考えるため、同じメニューの繰り返しで家族が飽きることの防止にもなります。

●献立をルーティン化する

献立を考える時間を短縮する秘訣は「献立のルーティン化」です。ルーティン化には、以下のように具体的に料理を決めておく方法や、使う食材やテーマを固定してメニューを大まかに決める方法などがあります。

メイン料理では肉と魚を交互に使う

定期的に「パスタの日」「カレーの日」などを設ける

平日の汁物は味噌汁にする

週末は家族でホットプレートを使った料理を作る

朝食は「トースト＋サラダ＋ヨーグルト」で固定する

●週末に作り置きをする

週末などのまとまった時間が取れるときに作り置きをしておくと、仕事や予定の後の食事準備のストレスがぐっと軽減されます。まとめ買いした食材を一気に調理するため、食材を無駄なく使い切ることも可能です。

食材をカットしたり下味を付けたりして冷凍すれば、「あとは解凍するだけ」「あとは炒めるだけ」の状態となり、支度時間が格段に短くなります。食材は使う分だけ小分けにして冷凍するのがおすすめです。

●便利な調理器具・調理家電を使う

調理時間の短縮には、便利な調理器具や調理家電の導入もおすすめです。

便利な調理グッズには、特定の食材専用の特化型ピーラーや、火を使わずに調理できる電子レンジ、複数のメニューを同時進行で調理できる仕切り付きフライパンなどがあります。日々の支度に気軽に取り入れられるリーズナブルな価格が特徴です。

調理家電には、手間のかかる煮込み料理を簡単に作れる電気圧力鍋や、一度に2品作れる自動調理鍋、フライパン、トースタートレーなどのアイテムなどがあります。炊飯機能以外を備える炊飯器では、おかずを調理する方法もあり、ボタンを押すだけという手軽さで料理の幅を広げられます。

●調味料の計量をやめる

普段の食事では「作りやすさ」を重視し、道具を都度用意しなければならない調味料の計量をやめて、目分量にトライしてみましょう。慣れないうちは味付けが濃くなりすぎないように、少しずつ加えていきましょう。

ポン酢、めんつゆ、白だし、焼き肉のタレなど、一つで簡単に味がまとまる調味料を活用すると、複数の調味料を用意する手間を減らしつつ、目分量でもおいしく作ることができます。

●ネットスーパーやミールキットを活用する

「ネットスーパー」や「ミールキット」などの便利なサービスを活用することも、支度の時短に有効です。

「ネットスーパー」とは、インターネットでスーパーマーケットの商品を購入し、自宅まで配達してもらうサービスです。店舗に出向かずに買い物ができるため、買い物の時間と手間を大幅に削減できます。

また「ミールキット」とは、料理のレシピと必要な食材がセットになったアイテムです。定期便を利用すれば、自分で献立を考える必要がなく、買い物の時間も減らせます。さらに、食材は下ごしらえされた状態で同封されているため、「炒める」「温める」などの簡単な調理手順だけで支度が済む優れものです。

●冷凍食品やレトルト食品を取り入れる

冷凍食品やレトルト食品は、調理時間を短縮できる強い味方です。長期保存が可能なため、まとめ買いをしてストックしておくと、献立に困ったときや時間がないときに役立ちます。

最近では栄養バランスの取れたワンプレートの商品や、有名店の味が手軽に楽しめる商品など、種類も豊富になってきています。冷凍食品やレトルトタイプのみで1食を構成することに抵抗がある場合は、カット野菜やスープだけを取り入れるなど、献立の一部として活用する方法も有効です。

●お弁当やお惣菜などをテイクアウトする

時間がないときや疲れているときは、無理に自炊をせずにお弁当やお惣菜、テイクアウト、デリバリーサービスを利用することも選択肢のひとつです。テイクアウトを上手に活用して、心身ともにリフレッシュする時間を作りましょう。

●食器を工夫する

後片付けの時短には、食器の工夫がおすすめです。

たとえば、ワンプレートの食器を使うことで洗い物の量を減らせます。食洗機に対応した食器を選ぶ方法や、汚れが落ちやすいシリコン製の調理器具や食器の使用も検討してみましょう。

また、料理に合わせたカトラリーを用意する手間を省くため、箸・スプーン・フォークなどをまとめて収納するケースの使用もおすすめです。食事の際にケースごと食卓に運べば、必要なカトラリーを選ぶ手間が省けます。

Yohanaでは、日々の食事の支度を楽にするアイデアのご提案が可能です。ここでは実際にYohanaのスペシャリストがご提案できる内容をご紹介します。

・１週間分の夕飯の献立と買い物リスト作り

栄養バランスが良く、家族の好みに合わせたメニューを提案し、献立作りの時短を叶えます。献立に必要な食材と分量をまとめた買い物リストを作成し、スムーズに買い物ができるようにサポートします。

・ネットスーパーで必要な食材のカゴ入れ

献立に必要な食材を指定のネットスーパーのカートに追加する作業を代行します。複数のネットスーパーを比較検討し、最適なサービスのご提案も可能です。

・調理家電を使った時短レシピのリサーチ

電気圧力鍋や炊飯器などの調理家電を活用した、簡単で美味しいレシピをリサーチします。調理時間や材料、手順などをまとめたレシピ集を作成し、日々の献立に取り入れやすいように提案します。

そのほか、「ネットスーパーやミールキットのサービス比較」「最寄り駅から自宅周辺のテイクアウト可能な店舗のリサーチ」「レトルト幼児食の比較」「利用可能な宅配弁当の比較」などにも対応しています。日々の食事の準備にお役立てください。

家族と過ごせる時間が限られている共働き夫婦にとって、食事の支度は負担になっていることが多いのではないでしょうか。

今回ご紹介した時短アイデアを取り入れることで、家族との時間が今よりも充実したものになるかもしれません。効率的な献立を作ったり、調理方法を工夫したりすれば、毎日の家事が少し楽になり、心にも余裕が生まれるでしょう。

少しの工夫を積み重ねていくことが、くらしを豊かにするカギとなります。今回ご紹介した時短アイデアを参考に、家族との大切な時間をお過ごしください。