子連れで海外旅行をする際は、ホテルや航空券の手配に加えて、持ち物リストの作成など、数多くのタスクがあります。しっかり準備したつもりでも、忘れ物をしてしまうと、現地では手に入りにくかったり、探すのに時間がかかったりする場合もあります。 この記事では、子連れの海外旅行に必要な持ち物や、現地で快適に過ごすヒントを紹介します。さらに、長時間の移動中や、待ち時間に子どもを飽きさせない工夫もお伝えしますので、旅行をより充実させるための参考にしてください。
はじめに、海外旅行のマストアイテムを紹介します。またその必要性や、持ち運ぶ際の工夫も詳しく解説します。
<必需品>
●航空券 (航空券引換書)・パスポート・ビザ
パスポートは残存有効期間を確認しておきましょう。紛失に備え、パスポートとビザのコピー、顔写真も用意すると安心です。
航空券のeチケットや宿泊先の予約票控えも、事前にコピーをとっておくと安心です。渡航先でインターネットやスマートフォンが使えない場合に役立ちます。
●現金・クレジットカード
現地到着後にすぐに両替できない場合もあるため、日本円と現地通貨の両方を用意しておきましょう。キャッシュレス決済対応のお店も増えているため、現金が不足した場合に備えてクレジットカードも持参すると安心です。その際、カードの暗証番号の確認も忘れずに。
●健康保険証・母子健康手帳・海外旅行保険証券
旅行先や移動中の体調不良に備えて、健康保険証や母子健康手帳を持参しましょう。海外旅行保険に加入している場合は、保険証券も忘れずに。原本の持ち歩きが不安な場合は、コピーを準備しておくと安心です。また、母子手帳の予防接種記録は、病院を受診する際に役立ちます。
●スマートフォン・携帯電話
スマートフォンや携帯電話は旅先でも必需品と言っても過言ではありません。付属のカメラや電卓、コンパス、時計、アラーム機能など多機能で、渡航先に対応したポケットWi-Fiがあれば、翻訳アプリや地図アプリも使えて便利です。変圧器・変換プラグや、予備のバッテリー、充電器も忘れずに準備しましょう。
●常備薬・消毒セット
常備薬と一緒に、次のような薬や救急グッズも用意しておくと安心です。
・風邪薬
・解熱剤
・胃腸薬
・酔い止め
・体温計
・消毒液
・ばんそうこう
子どものケガへの備えとして、消毒液とばんそうこうは必需品です。また、感染症対策には、子供用マスクや除菌スプレーが便利です。渡航先によっては、虫除けアイテムも準備しておくとよいでしょう。
●携帯電話・保護者の連絡先メモ
万が一はぐれてしまった時のために、保護者の氏名と連絡先、ホテルなど宿泊先の電話番号を書いたメモを子どもに持たせましょう。携帯電話などの連絡手段を持たせるのも有効です。事前に緊急時の対応を家族で話し合っておくと、いざというときに安心です。
<衣類>
●衣類・靴
濡れたり汚れたりした場合に備えて、着替えや下着は多めに準備しましょう。1〜2日分の予備があれば、悪天候やおもらしの際も安心です。また、行き先の気候に合わせ、小さく折りたためるダウンなどの体温調節がしやすい衣類も持っていきましょう。靴は濡れてしまうと乾きにくいため、予備を持参すると安心です。
また、ホテルに子供用のナイトウェアがなかったり、サイズが合わなかったりするケースがあるため、パジャマも持参しましょう。
必要に応じて、現地のアクティビティに合わせて水着やサンダルも準備しましょう。これらは現地調達もできます。
●メガネ・コンタクト
現地での購入は難しいため、メガネは予備を持参しましょう。コンタクトレンズは余分に準備すると安心です。その際、レンズケースや保存液、洗浄液も忘れずに持参してください。
<日用品>
●洗面用具・タオル
海外製品は肌に合わない可能性があるため、普段使っているシャンプー・リンス・洗顔料・ボディーソープ一式を持参するのがベストです。荷物をコンパクトにするためにミニサイズのボトルを活用しましょう。
また、ホテルに子ども用の歯磨き粉・歯ブラシがない場合に備えて、歯ブラシセットも忘れずに準備すると安心です。。
●洗濯用グッズ
洗濯洗剤、洗濯用ロープと洗濯ばさみ、たためる洗濯干し一式があると重宝します。現地で洗濯すれば、着替えなどの持ち物を減らせます。
●スキンケア用品
空気が乾燥しやすい地域や、冷暖房による乾燥対策として、子ども用の保湿ケア用品を持参しましょう。肌トラブルを防ぐため、低刺激で使い慣れたものを用意すると安心です。
●ハンカチ・ティッシュ・ウェットティッシュ
ウエットティッシュは、おしぼり代わりやテーブル拭き、食べこぼしの掃除など、さまざまな場面で役立ちます。よく使うティッシュやウエットティッシュは多めに用意し、すぐに取り出せるところに入れておきましょう。
●ビニール袋・チャック付きポリ袋
旅行先では、ポリ袋やチャック付きポリ袋が重宝します。洗濯物を入れる、汚れたおむつを入れる、残したお菓子を保存するなど、幅広く活躍するアイテムです。
<食品>
●軽食・飲み物・お菓子
飛行機の移動中や待ち時間に、空腹によるストレスを感じないよう、すぐに食べられるお菓子を用意しておきましょう。海外のお菓子は口に合わない可能性があるため、食べ慣れたものをいくつか組み合わせるのがおすすめです。
また、飲み慣れたお茶のパックや水出しティーバッグがあれば、現地でも簡単に飲み物を用意できます。ただし、海外では硬水の地域もあるため、必要に応じて水を持参することも検討しましょう。なお、100mlを超える液体は機内に持ち込めないため、預け入れ荷物に入れる必要があります。お菓子や飲み物は、現地で好みのものを買い足すのもよいでしょう。
しかし、ベビー用のミルクなどの乳幼児食品は「液体100ml以下」のルール適用外。必要な医薬品や、出国手続き後に購入した500mlペットボトル、空港免税店で購入した化粧水・香水なども持ち込み可能です。たとえば、や化粧水・香水などです。
ただし、乗り継ぎ便の場合は没収される可能性があるため、購入は最終乗り継ぎ地でするとよいでしょう。医薬品の場合は、検査係員に医薬品として申し出る必要があります。
なお、機内に食品を持ち込む際は、事前に航空会社の持ち込み制限リストを確認してください。たとえ機内に持ち込めても、渡航先で禁止されている食品があるため注意しましょう。。
▼参考資料はこちら
<赤ちゃん用の持ち物>
●離乳食・ベビーフード
赤ちゃん用の離乳食やベビーフードを機内へ持ち込む際には注意が必要です。
液体状の食べ物や、保安検査場を通過する前に購入した飲み物は、機内へは持ち込めず、検査場で没収されてしまいます。
ただし、赤ちゃん同伴の場合は、検査員に申告すれば必要な量のみ持ち込み可能です。離乳食を機内に持ち込む際は、子どもと一緒に保安検査場へ行き、手荷物と分けて、申告しましょう。
●ミルク・哺乳瓶
自宅から持参する場合、何本か用意しておくと安心です。旅行時には、使い捨ての哺乳瓶を活用するのもよいでしょう。
●赤ちゃん専用の食器・水筒
赤ちゃんの食事用に、次のアイテムがあると便利です。
・エプロン
・子供用マグ
・皿(タッパーでも可)
・スプーン
・フォーク
麺類や食べ物を小さくカットできるフードカッターもおすすめです。旅先では、使い捨ての食器類や皿も活用しましょう。
●おしゃぶり・おしゃぶりホルダー
飛行機の離着陸時に耳抜きがしやすいアイテムです。母乳やミルクをあげることも、赤ちゃんの耳抜きに効果的です。授乳中に自然に耳の圧力を調整できるため、飛行機の移動中も快適に過ごせます。
●紙おむつ・おしりふき
環境が変わると、おねしょをしてしまうことがあります。そんなときのために、使い慣れた紙おむつやおしり拭き、おねしょシートを準備しましょう。
●だっこひも
ベビーカーで入れない施設や、エレベーターがない場所で役立ちます。旅行前に、お子さまをだっこひもに慣れさせておくと、移動中も快適に過ごせます。
●ベビーカー
お子さまが小さいうちは、ベビーカーがあると便利です。ただし、折りたたんでもかさばるため、旅行先でのレンタルを検討するのも一つの方法です。現地の交通機関や施設に合わせて、持ち運びやすいタイプを選ぶとよいでしょう。
<天候・気候対策>
●雨具(レインコート・折り畳み傘)
渡航先や季節によっては、雨対策が必要です。特に、東南アジアなどのスコールが多い地域では、レインコートや折りたたみ傘が便利です。お子さまには、両手が空くレインコートを選ぶのがおすすめです。旅行中は雨具をすぐに取り出せるよう、収納場所を工夫しましょう。
●日焼け止め・帽子・子ども用サングラス
オーストラリアやシンガポールなど、日本より紫外線が強い地域では、日焼け止めや帽子などの紫外線対策が欠かせません。子ども用の日焼け止めは、肌にやさしく低刺激なものを選びましょう。特に、紫外線吸収剤不使用のノンケミカルな日焼け止めがおすすめです。
また、長時間紫外線を浴びると、目に充血や痛みを伴うことがあります。日差しが強い地域では、子ども用サングラスも用意しましょう。
●熱中症対策グッズ
夏場の旅行や暑い地域への渡航時は、熱中症対策が不可欠です。
次のようなグッズを用意しておきましょう。
・日傘
・冷却シート
・手持ちのミニ扇風機(ハンディファン)
・ネッククーラー
・濡らして使う冷感素材のタオル
●防寒対策グッズ
冬シーズンや寒い地域へ旅行する際は、次の防寒グッズを持参しましょう。
・使い捨てカイロ(貼るタイプもあると便利)
・手袋
・マフラー
・ニット帽
・冬用のインナー
気温が下がったときや現地で寒さを感じた際に、体を保温できます。
旅行中に子どもを飽きさせず、快適な旅を楽しむためのグッズをご紹介します。
●移動時間を快適に過ごせるアイテム
長時間の移動は、心身ともにストレスを感じやすいものです。移動中に体をゆっくり休めるために、次のようなグッズを活用しましょう。
・子ども用のネックピロー(姿勢が楽になり、首の負担が軽減)
・アイマスク(周りに乗客がいても、落ち着いて休むことができる)
・耳せん(周囲の話し声や物音を抑制できる)
・ブランケット(夏の冷房や冬の寒さ対策に便利)
これらのアイテムを使えば、長時間の移動中もリラックスして過ごせます。快適な旅を楽しみましょう。
●おもちゃ・絵本・タブレット端末など
移動時間や待ち時間が長いと、子どもが退屈してしまうことも。そんなときは、目的地の話をしたり景色を見せたりして、旅行そのものを楽しんでもらうことも大切です。空いた時間に子どもの機嫌を保つために、次のアイテムを活用しましょう。
・絵本(持ち運びしやすいサイズのもの)
・おもちゃ(子どもが気に入っているもの)
・タブレット端末(あらかじめ好きな動画をダウンロードしてたもの)
また、旅行先の景色を記録して、思い出に残せるスケッチブックやキッズカメラを持参するのもおすすめです。
●サブバッグ
エコバッグがあれば、旅の途中で購入したお土産や軽食、飲み物、子どもが汚した衣類など、増えた手荷物をまとめて収納できます。
観光地を歩き回ったり、アクティブに遊んだりする際は、両手が空いて身軽に動けるサコッシュも便利です。
●目立つ衣類
渡航先では、目印になるような服や帽子、バッグをお子さまに身に着けさせましょう。人混みではぐれてしまった場合でも、すぐに見つけやすくなります。目立つ色やデザインのアイテムを選ぶと、より効果的です。
●レジャーシート
屋外で荷物を置いたり、座って休んだりする際に重宝します。さらに、ホテルの部屋に敷けば床に直接座れます。
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