子育て中の家庭では、赤ちゃん連れでの旅行や帰省など遠出の機会もあるでしょう。その際、どのような持ち物が必要か迷う方も多いのではないでしょうか。今回は必需品に加え、移動手段や年齢にあわせて必要な持ち物をチェックリスト形式でご紹介。ぜひ参考にして十分な準備を行い、赤ちゃん連れの旅行を楽しいものにしてください。
まずは、赤ちゃん連れで行く旅行に必要な定番の持ち物を紹介。「必需品」「あると便利なもの」「季節や気候、天候にあわせたもの」の3つに分けて紹介します。
・必需品
赤ちゃんの年齢に関わらず、旅行のときには次の持ち物を用意しましょう。
□ 健康保険証
□ 母子手帳
□ お薬手帳
□ 常備薬
□ 着替え(予備を含む)
□ 紙おむつ・おしりふき
□ ハンドタオル
□ 抱っこひも
□ ベビーシャンプー・ベビーソープ
□ 子ども用歯ブラシ
□ ベビーカー
□ 赤ちゃんの食事用アイテム(詳細は後述)
・あると便利なもの
必需品に加えて、いざというときに備えて持っておくと安心なものを紹介します。
□ ウェットティッシュ
□ 除菌用ジェル
□ 絆創膏・消毒薬
□ ビニール袋(ジップ付きなど)
□ フェイスタオルorバスタオル
□ チェアベルト
□ お気に入りのおもちゃ・絵本(詳細は後述)
□ レジャーシート
□ おむつ替えシート
□ 携帯トイレ
・季節や気候・天候によって用意したい持ち物
さらに暑い時期や寒い時期、天候が悪い日に持っておきたいアイテムもあります。
<春・夏などの暑い時期>
□ 日焼け止め
□ 帽子・日傘
□ 冷却シート
□ 虫よけスプレー
□ ベビーカー用扇風機
<秋・冬などの寒い時期>
□ 毛布・ブランケット
□ 防寒具
<天候の悪い日>
□ 雨具(傘・レインコートなど)
□ ベビーカーのレインカバー
次に、赤ちゃんの成長段階別に必要なアイテムを見ていきましょう。今回は授乳期・離乳食期と、トイレトレーニング中に必要な持ち物リストを紹介します。
・授乳期・離乳食期に必要な持ち物
子どもが0歳~3歳のときの旅行では、次のような食事用のアイテムが必要です。
- 授乳期(0~1歳半ごろ)
授乳期には、母乳か粉ミルクかにあわせて以下を用意します。
<母乳の場合>
□ 授乳ケープ
<粉ミルクの場合>
□ 哺乳瓶
□ 粉ミルク
□ 水筒(ミルク用のお湯を入れておくなど)
□ 哺乳瓶の洗浄・消毒グッズ
- 離乳食期(生後半年~1歳半ごろ)
離乳食が食べられるようになってきたら、外での栄養補給や水分補給、飲食店などでの食事に備えて以下のアイテムを持参します。
□ ベビーフード・お菓子・飲みもの
□ スプーン・食器
□ 麺カッター
□ 子ども用マグ
□ 食事用のエプロン(スタイ)
宿泊施設や飲食店によっては子ども用の食器類を借りられるケースもありますが、移動中などに使えるよう軽いものを持っておくと便利です。
・トイレトレーニング中に用意しておきたい持ち物
1~3歳ぐらいのトイトレ中には、お子さんがトイレに失敗してしまった場合に備えて、以下のような着替え用のセットが必要です。
□ 着替え
□ おむつ
□ タオル
□ ビニール袋(汚れた衣服やタオルを入れる)
□ 消臭ポーチ
赤ちゃん連れの旅行で大変なことの一つが、子連れでの移動ではないでしょうか。次では、移動中の時間を快適に過ごせるアイテムを紹介。車や新幹線、飛行機など、移動手段別に説明します。
・ 車移動で持参したいアイテム
まずは車移動のときに必要なアイテムを紹介します。とくに旅行では長時間のドライブになりがちなため、楽しく過ごすためのアイテムもチェックしておくとよいでしょう。
- カーシェード(日よけ)
特に暑い時期の車移動では強い日差しが赤ちゃんにあたる可能性があるため、熱中症や日焼け対策としてカーシェード・サンシェードを設置するのがおすすめです。窓に吸盤で取り付けるものから、カーテンタイプ、チャイルドシートに付けるものなどがあります。
- 暑さ・寒さ対策
気候によって、車内は暑くなったり寒くなったりします。気温の変化に対応できるよう、保冷剤やジェルパッドを入れた保冷シートや、防寒用の毛布・ブランケットなどを車に置いておきましょう。
- おもちゃ
長時間のドライブになる場合は、お気に入りのおもちゃやCD・DVDを持っていきましょう。普段から使っているおもちゃは、赤ちゃんに安心感を与えられます。あわせて、子どもが飽きてきたときのために新しいおもちゃを用意しておくのもおすすめです。
・新幹線移動で持参したいアイテム
次は、新幹線で活躍してくれる必須アイテムを紹介します。
- 授乳ケープ
授乳の際、新幹線内に多目的室が設置されていれば安心して利用できます。ただし、必要なときにすぐに利用できない可能性もあるため、窓際席などの人目につきにくい場所での授乳も視野に入れて授乳ケープを持っておきましょう。
- 抱っこひも
新幹線の席で赤ちゃんがぐずってしまった場合、デッキなどであやす可能性もあります。抱っこをして移動できるよう、抱っこひもを持っておくと安心です。また、駅のホームなど、人が多く事故などが起こり得る場所でも役立ちます。
- おもちゃや絵本
新幹線内でぐずってしまったときに備えて、使い慣れたおもちゃや絵本を持参します。新幹線の場合は、なるべく周囲に迷惑がかからないよう、音の出にくいおもちゃを用意できるとよいでしょう。
・飛行機での移動で持参したいアイテム
飛行機移動では、機内への持ち込み制限や荷物を預けたあとの空港移動のことも考えて準備を整えなくてはなりません。たとえば、次のようなアイテムが役立ちます。
- 抱っこひも
飛行機を使うような遠方への旅行では、空港内で赤ちゃんを抱えながらスーツケースを運ぶ必要があります。両手を空けるために、抱っこひもは必需品です。飛行機の離陸・着陸時に機内がゆれたときの安全対策としても使えます。
- おしゃぶり
赤ちゃんの耳抜き対策として、おしゃぶりを用意しましょう。離陸時・着陸時におしゃぶりをくわえさせることで、気圧の変化による影響を軽減できると言われています。水などを飲ませたり授乳したりする方法もあるので、あわせて覚えておきましょう。
紛失を防ぐため、おしゃぶりクリップも用意しておくと便利です。
- 防寒グッズ
飛行機のなかは、通常の室内より肌寒く感じることがあります。赤ちゃんが使い慣れているブランケットや上着などがあると安心です。
- おもちゃや絵本
新幹線での旅行と同様、機内でぐずってしまったときのために音の出にくいおもちゃを持参します。ぬいぐるみは持ち込み可能なサイズのものにすると同時に、武器や手錠などがモチーフのおもちゃは持ち込めない可能性があるため避けましょう。
ここまで、子連れ旅行に必須&役立つアイテムを紹介してきました。
次では、人気の便利グッズやアイデア商品を紹介します。ぜひ次の旅行で取り入れてみてください。
・ポータブルベビーベッド
折りたたんで持ち運べるベビーベッドです。床置きのものや四角いカゴタイプのプレイヤードなどがあります。赤ちゃんの成長に合わせてサイズを変えられるものもあるので、使いやすいものを選んでください。旅行用としては、折りたたむとバック型になるタイプがおすすめです。
・使い捨て哺乳瓶
洗浄や消毒いらずで、箱から取り出しそのまま使えて授乳が終わったらそのまま捨てられる哺乳瓶です。手軽なまるごと捨てるタイプと、コスパのよい内部のインナーバッグのみを取り換えるものがあります。
・チェアベルト
ベビーチェアがない場合に活躍するのが、子どものお座りをサポートするチェアベルトです。大人用のイスや大人の腰などに直接取り付けて固定します。コンパクトなので、持ち運びにも便利。一枚持っておくと重宝すること間違いなしです。
赤ちゃん連れでの旅行時間を快適に過ごすためには、基本的な持ち物の準備のほか、旅行をスムーズに進めるための次の3つのポイントをチェックリストとあわせて確認しておきましょう。
・ポイント1:赤ちゃんのペースに合わせる
旅行先の慣れない環境で、赤ちゃんは疲れやすくなったり、体調を崩してしまったりする可能性があります。無理はせず、赤ちゃんの様子を見ながらスケジュールを柔軟に調整する、予約をキャンセルすることも視野に入れておくとよいでしょう。
▼チェックポイント
□ゆとりのあるスケジュールになっているか
□万が一のトラブルが起きた場合のチェックインや予約時間の変更は可能か
□キャンセルは可能か
・ポイント2:宿泊先やレストランへの事前確認を行う
宿泊先や飲食店によっては、お子様連れのお客さまのために子ども用のアイテムをそろえているところもあります。次のようなサービスや備え付けアイテム、無料貸出グッズがあるかを事前に確認しておくことで荷物を減らせます。
▼チェックポイント
<宿泊施設>
□ベビーベッド(布団)、おむつ、ミルク、ベビーソープなどを用意してもらえるか
□客室にお風呂やシャワーがあるか
□客室は十分な音漏れ対策(防音)が施されているか
<飲食店>
□赤ちゃん連れでの入店はできるか
□離乳食やベビー椅子があるか
□座敷タイプの席や個室、キッズルームがあるか
また、宿泊施設のなかには赤ちゃん連れの家族向けプランがあることも。ベビー関連のグッズや離乳食が用意されていたり、ベビールーム(ベビー休憩室)があったり、チェックアウト時間が遅めに設定されていたり……。こうしたプランであれば、赤ちゃん連れ旅行のハードルを下げられるでしょう。
・ポイント3:現地の設備について情報収集する
旅行先の各所に授乳室やベビールームがあるかを、事前にチェックしておけると安心です。加えて、持ってきた消耗品がなくなってしまった場合に備えて、購入できる店が近くにあるかも調べておきましょう。地域によっては設備や必要なものが手に入る場所が限られている可能性もあるので、注意が必要です。
▼チェックポイント
□必需品や消耗品を買える店が近くにあるか
□移動ルート内に授乳室やベビールーム、おむつ替え台の場所があるか
□訪問先や宿泊先近くに病院やクリニックがあるか
ここまで説明したように、赤ちゃん連れの旅行ではさまざまな準備が必要です。Yohanaでは、旅行の備えとして次のようなリサーチが可能です。忙しい旅行前でも、Yohanaへ依頼しておけばリサーチのプロが情報をまとめてくれます。ぜひうまく活用してください。
・旅行先で必要な持ち物の提案
家族構成や時期にあわせて、必需品やあると便利なアイテム、適した服装、雨・紫外線対策、レジャー用品などをリサーチしおすすめします。
・旅行先ごとの注意点の事前リサーチ
旅行先によって、滞在時の心配事や注意すべきことは異なります。行き先や宿泊先が決まっていれば、必要なものや安全対策を提案します。
・スーツケースの購入・レンタルや荷物配送サービスの予約
荷物が多くなりがちな子連れ旅行では、大きめのスーツケースを使うのがおすすめ。忙しいご家族に代わり、Yohanaではスーツケースの購入やレンタル利用について価格や注文方法を調べます。希望サイズのレンタル可否まで確認できますが。
また、荷物をなるべく減らしたい方に向けて、自宅から宿泊先までの配送サービスも提案します。
赤ちゃん連れの旅行を快適に過ごすために、事前リサーチを細やかに行い、当日の万が一にも対応できる準備を整えましょう。
今回は、赤ちゃん連れの旅行で必要なアイテムをチェックリスト形式で紹介しました。子連れの旅行では、体調不良や思わぬ悪天候に加え、いつもと違う環境に子どもが慣れず大泣きして周囲を困らせるなど、どんなトラブルが起きるかわかりません。事前に備え、もしもの場合も慌てず対処できる準備が大切です。
旅行の事前リサーチは、いくらしてもし過ぎることはありません。なるべく多くの情報を集めて備えましょう。
とくに忙しい共働きのご家庭では、時短のためにぜひYohanaを活用してみてください。
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